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動植物について
ブナが蓄えた栄養分をたくさん含んだ水…それが白神山地のすべての命の源になっています。
その水のおかげで、特別天然記念物であるクマゲラ・イヌワシをはじめ、さまざまな動植物が
存在しています。ここでは、白神に生息する動植物たちをご紹介しております。
動物
クマゲラ
白神山地の自然保護の象徴ともいえる、日本のキツツキ科では最大の種。本州では営巣・繁殖はしないとされたが、1983年、白神山地で確認された。個体数は極めて少なく、国の天然記念物である。
植物
ニホンザル テン
30年前までは世界遺産核心地域でしか見られなかったが、現在では複数の群れが存在する。レッドデータブックでは、保護に留意すべき個体群とされている。
イタチ科のほ乳動物。尾を入れた体長は70cmほど。雑食性で、植物の実や小鳥、野ネズミなどを食べる。夜間行動することが多く、その範囲も広い。
ゴゼンタチバナ シラネアオイ
比較的標高の高い地域に生える、常緑の多年草。6〜8月に白い小さな花が密集して咲く。果実は、5〜7mm、赤く熟す。
雪の多い地域に生える多年草。高さは、60cmほどになる。5〜7月、直径5〜10cmの淡い紫、または白色の花をつける。
ニホンカモシカ クロサンショウウオ
日本のみに生息する、ウシ科の中でも原始的な種類。かつては狩猟の対象であったが、現在は国の特別天然記念物に指定され、保護の対象となっている。
イモリなどと同じ両生類。体長12〜16cm、比較的標高の高い、水たまりや沼、池などに生息。2〜5月に沼、池などに産卵するが、高冷地では6月以降となる。
ツバメオモト ツガルフジ
亜高山帯に自生する多年草。白く可憐な花を5〜7月にかけてつける。その実は、濃い藍色で、非常に美しい。
日本海側特有のマメ科の植物。河川の斜面や河原などで見られる。花は赤紫色で、8月〜9月頃に開花する。
イワナ クジャクチョウ
河川源流部に棲む、サケ科の淡水魚。渓流では全長45cm、湖では60cmにまで達するが、釣りの対象として人気があるため、大型のものは減っている。
中部〜東北、北海道に分布。大きな目玉のような規模が特徴。6月下旬〜9月にかけて、山地帯から高山帯で見られる。成虫のまま超冬する。
センジュガンビ トキソウ
山深い地域の林内に生えるナデシコ科の多年草。高さ0.3〜1m。7〜8月、直径2cmほどの清楚な白い花をつける。
日当たりのよい湿地に生える多年草。名の由来は、花の色が鳥のトキの羽のように薄い桃色であることから。5月〜7月が花期。

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